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値決めに絶対に欠かせない粗利益の計算方法

ネットショップ、ネット通販経営の資金繰りを安定させるスタートとなる、粗利益の計算方法について説明しています。

長文になりますが、ご興味がある方はご覧になってください。

なぜ、粗利益について説明しているかと言いますと、

いくら売上が大きくても、粗利益の金額が小さければ、キャッシュを残し続け、安定した経営を行うことができません。

一方、売上がそんなに大きくなくても、粗利益の金額が大きければ、キャッシュを残し、増やし続けることが可能で、

安定した経営を行うことが可能になるからです。

ですから、ネットショップ経営を行っていく上では、とにかく粗利益を中心とした考え方が重要だと考えています。

 

他の業種に比べ、特にネットショップ、ネット通販業の方の粗利益の計算方法は特徴的です。

なぜなら、ネットショップ、ネット通販等は、通常の小売業と比べ、原価=変動費の数が多いからです。

変動費とは、商品販売に伴って発生するコストです。

売上が増加すれば、増加するコスト、売上が減少すれば、減少するコストが変動費になります。

ネットショップ、ネット通販業では、商品仕入代金以外に、売上の増減に伴って変動する、

出店サイトへの出品手数料、クレジットカード決済手数料、代引き手数料、送料などの変動費が発生します。

売上、変動費、粗利益の関係は以下のようになります。

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売上高-変動費=粗利益となります。

ネット通販業で発生する変動費は項目が多いだけではなく、その金額も大きくなります。

自社サイトでの販売でない場合、特に大きいのが出品手数料などの委託手数料です。

アマゾンの販売手数料、カテゴリー成約手数料、大量出品手数料、楽天の出品手数料、ヤフオクの出品手数料などの委託サイトへの手数料になります。

委託によりどれだけのコストを支払っているのか、売上規模が大きくなれば、数百万を超えることもあり、粗利益に与えるコストのインパクトは非常に大きくなります。

その他、代金回収にかかるクレジットカードや代引き手数料や販売の際の送料が売上の増減に伴い発生します。

売上が増加した結果、いくらの利益が増えたのか、減ったのか、「儲けの金額」がどうなったのか、粗利益を正確に把握する必要があります。

これまで、ネットショップ経営者の方の経理のお手伝いをさせていただきましたが、

実際、はじめてすべての変動費を集計し、売上との差額の粗利益を計算した数値をみると、

ほとんどのお客様が、「思ったより粗利が少なかった‥」とおっしゃいます。

売上高の把握はされていたようですが、粗利益の把握を重視していなかったためだと思われます。

そして、粗利益を正確に把握するようになると経営の方針が変わっていきます。

それは、少ない投資で、売上高ではなく、粗利益をいかに増やしていくかを重視されるようになるからです。

 

そして、ネットショップが経営を行っていく上で発生するその他のコスト、

売上、変動費、固定費、利益、そして「キャッシュ(資金)の増減」との関係は、次のようになります。

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ここからは、少し計算が段階的になり、複雑になりますので、一つ一つゆっくり理解されてください。

①売上高-②変動費=③粗利益

ここまでは先ほど説明しました。

④固定費:売上が増えても減っても増減しない経費になります。
家賃、人件費(個人事業主の方は生活費を含みます)、電話代、水道光熱費、研修費、交際費、交通費、借入金の利息などが対象になります。

⑤借入金の返済額
利息は④の固定費に含み、借入金返済の元本部分の金額になります

⑥税金支払
消費税や法人税になります

⑦資金増減額
ここがプラスであれば、事業に回すことができるキャッシュが増加していきます、
この数字がマイナスであれば、事業上のキャッシュが減少していきます

 

③粗利益-④固定費(個人事業の方は生活費を含む)ー⑤借入金返済-⑥税金支払=⑦資金増減額

①売上から②変動費を控除した金額が③粗利益になり、

③粗利益から④固定費、⑤借入金返済、⑥税金支払いの3つを引いた残りが資金の増減になります。

よって、③粗利益と④固定費、⑤借入金の返済、⑥税金の支払額の合計金額の関係が重要です。

③粗利益>④固定費+⑤借入金の返済+⑥税金の支払額となっていれば、資金は増加していくはずです。

一方、③粗利益<④固定費+⑤借入金の返済+⑥税金の支払額となっていれば、資金は減少していきます。

この場合には、何らかの手当ては必要になりますが、

 

③粗利益を増やす方法を考えることが一番有効な改善策です。

固定費や借入金の返済額、税金の支払い額は減少できても、その金額は大きくなりにくいためです。

よって、粗利益の増加がキャッシュの増減に対して、一番効果・インパクトがあります。

そして、毎月の資金繰りを良くしていくことができ、資金繰りの悩みを小さくすることで、

消極的な戦略から積極的な戦略への転換が可能になると思います。

粗利益の改善により資金繰りが良くなった事例はこちら