国内で仕入れた商品を海外Amazon、ebayなどで販売する場合、消費税還付を受けることができます。
消費税還付は、年に1回、年に4回、毎月、年に12回のいずれかを選択することができます。
消費税還付申告を行う場合の回数別の消費税の申告の料金表になります。
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年商、年間売上 | 決算時、年1回消費税還付の年間料金 | 四半期ごと、年4回消費税還付の年間料金 | (ご参考) 四半期ごと、年4回消費税還付の年間料金 |
毎月、年12回消費税還付の年間料金 | (ご参考) 毎月、年12回の1回あたりの消費税還付申告料金 |
1億円未満 | 30,000円 | 60,000円 | 15,000円 | 180,000円 | 15,000円 |
1億円~2億円 | 35,000円 | 70,000円 | 17,500円 | 210,000円 | 17,500円 |
2億~4億円 | 45,000円 | 90,000円 | 22,500円 | 270,000円 | 22,500円 |
4億円以上 | 55,000円 | 110,000円 | 27,500円 | 330,000円 | 27,500円 |
消費税還付の回数が多ければ多いほど、1年回の消費税還付の申告を行う場合に比べて資金繰りが楽にすることができます。
売上が増えてくると、在庫や仕入資金で資金繰りが苦しくなってしまうタイミングがあります。
特に輸出の場合、為替レートの変動があるため、売上で得た資金であるドルなどの外貨を即時に日本円に換算することが難しいケースもあるかと思います。
資金繰りが苦しくなると、資金繰りにエネルギーを割かざる得ません‥
消費税還付を定期的に受けることで、資金繰りが楽になれば、経営に集中することができるようになります。
また、売上減少のリスクに備えることができ、マーケティング、人材、新商品へより多くの投資を行うことにつながり、短期的利益だけでなく、長期的な利益の確保につなげることができます。
消費税の還付申告を行う回数を年4回、毎月と回数を増やせば、より資金繰りの安定が安定し、将来の利益を確保できるというメリットがあります。
一方、申告手続きの手間やコストが増えるため、どの程度のメリットがあるかを把握したうえで、消費税申告を年複数回行うかを判断する必要があります。
輸出の場合の消費税の還付金額の計算方法はこちら
また、消費税申告を年4回、毎月と複数回行う場合には、「消費税課税期間の特例選択届出書」を税務署へ提出する必要があります。
この「消費税課税期間の特例選択届出書」を提出した場合、2年間消費税の申告を4回又は毎月、12回行う必要があり、2年経過する前に途中でやめることができませんのでご注意ください。
消費税の還付申告を行う場合、税務調査が入る可能性は高くなってしまいます。
国内で仕入を行い、海外へ輸出を行っているかを確認する必要があるからです。
消費税の還付申告を行う場合には、税務調査で指摘を受けることのないよう書類の整理が大切になります。
初回相談は無料となっておりますので、ご不明点やご相談がありましたらお気軽にご連絡下さい。