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【2024年最新】Amazonの正しい会計処理・仕訳の方法!具体的手順を画像を使ってわかりやすく説明

Amazonで販売されているセラーの皆様。

売上の経理処理はどのようにされていますでしょうか。

今回はAmazonの正しい経理処理方法についてご説明させていただきます。

 

【相談無料】まずはお気軽に問い合わせください

Amazonを含むネットショップ運営に関して、以下のようなお困りがある方、ご相談は無料ですのでお気軽に佐藤修一公認会計士事務所までお問い合わせください。

  • Amazonの会計処理で悩んでいるので相談したい
  • 運営するモール・サイトが複数あり、全体の収支を正確に把握できていない
  • 商品原価・販売手数料・送料などの原価項目の数字を分けて把握し、対比を行いたい
  • 自社の財務状態を把握し、今後の投資計画に役立てたい

弊所では、数値管理が非常に重要だと考えており、Amazonを含むネットショップを運営されている方向けに会計・経理・税務面でのサポートをおこなっております。

弊所は福岡市にありますが、オンライン対応していますので全国どこの方でも対応させていただいております。

初回の無料相談をオンライン(ZOOMなど)や電話で受け付けておりますので、まずはお問い合わせページのフォームよりお問合せをお待ちしております。

※電話:9:00〜19:00(定休日:土日祝)
※メール:24時間365日受付中

▶︎料金・サービスの詳細はこちら

 

freeeやマネーフォワードをお使いの方は、Amazon販売の経理処理を自動連携することができます。

freeeをお使いの場合は、下記の記事をご参考ください。

マネーフォワードをお使いの場合は、下記の記事をご参考ください。

 

自動連携を利用する方法ではありませんが、弥生会計をお使いの場合は、下記の記事をご参考ください。

 

また、Amazonから入金される金額をそのまま売上として入力していないでしょうか。

商品代金の入金時に売上処理するのは認められておりませんので注意が必要です。

「売上はいつ計上したらいいのか」について知りたい方は、下記の記事をご参考ください。

 

では、本題に入ります。

必要資料のダウンロード方法

サマリーレポート

  1. Amazonセラーセントラルへログイン
  2. メニューの「支払い」より「レポートリポジトリ」を選択
  3. レポートの種類で「概要」を選択し、月を指定後、「レポートをリクエスト」をクリック
  4. 画面下部のアクションから、先ほどリクエストした「PDFをダウンロード」

データはPDF形式で以下のような形式になります。

トランザクションレポート

  1. Amazonセラーセントラルへログイン
  2. メニューの「支払い」より「レポートリポジトリ」を選択
  3. レポートの種類で「トランザクション」を選択し、月を指定後、「レポートをリクエスト」をクリック
  4. 画面下部のアクションから、先ほどリクエストした「CSVをダウンロード」

データはCSV形式で以下のような形式になります。

 

全出荷レポート

  1. Amazonセラーセントラルへログイン
  2. メニューの「レポート」より「フルフィルメント」を選択
  3. 画面左側から「FBA在庫出荷レポート」を選択
  4. レポート期間は「日付」を選択し、該当月に設定
  5. CSV形式でのダウンロードをリクエスト
  6. 画面下部のレポートのステータスからダウンロード

データはCSV形式で以下のような形式になります。

 

 

CSVデータの加工⇒売上の集計・手数料の集計

次に、先ほどダウンロードしたデータを加工して売上の集計をしていきます。

注意点ですが、Amazonの売上は2回に分けて計上する必要があります。

⑴トランザクションとサマリーでの売上計上

⑵出荷レポートでの売上計上

理由は後ほど説明します。

 

では⑴の説明から始めます。

トランザクションとサマリーでの売上・手数料計上

・トランザクション

①CSVデータの8列目にフィルターをかけ、C行の「振込み」のチェックを外します。

②N行~W行までの縦計が売上になり、AB行の縦計が売掛金になります。

・サマリー

①サマリー右側の「支出」欄がAmazonで商品を販売する際にかかる販売手数料や送料です。

②支出欄の「FBA配送代行手数料」が配送料、「FBA在庫保管と納品に関する手数料」が倉庫保管料、「広告費用」が広告費、それ以外が販売手数料です。

 

以上から作成される仕訳は以下のとおりです。

添付画像の差額売上とは、サマリーで集計した手数料とトランザクションで集計した場合の手数料の金額が異なるため発生する金額です。

サマリーでは「収入」欄(売上のこと)で集計されているものが、トランザクションでは手数料の項目で集計されることがあるため、トランザクションで売上と売掛金、サマリーで手数料を集計して仕訳を組むと差額が発生します。

その差額を計上する際に売上の科目で計上します。

出荷レポートでの売上・手数料計上

 

続いて⑵の説明です。

先ほど⑴で計上した売上は出荷基準での売上ではございません。

詳しい説明は省きますが、トランザクションには出荷してから一週間経過したものが表示されます。

例えば、5月のトランザクションとサマリーで計上した売上には、4月出荷売上の一部が含まれており、5月出荷売上の一部が含まれていないということです。

そこで出荷レポートを使用することにより、⑴で計上できなかった当月出荷売上を計上することが可能となります。

それでは、データの加工と売上の集計について説明させていただきます。

 

①出荷レポートのR行、T行、V行、AO行、AP行の合計が売上になります。

 

②トランザクションに未反映の出荷売上を抽出します。

例えば5月出荷レポートにはあるけれども、
5月トランザクションにはない売上を抽出する必要があります。

抽出方法はトランザクションのD行「注文番号」と、
出荷レポートのA行「Amazon注文番号」を使用します。

トランザクションにはないAmazon注文番号を出荷レポートから抜き出すという作業です。

弊所では、「VLOOKUP関数」や「XLOOKUP関数」を使って作業をします。

ここで抜き出したものの、R行、T行、V行、AO行、AP行の合計が、
トランザクションに未反映の出荷売上になります。

 

③②で抽出した売上の手数料を算出します。

算出方法はトランザクションのE行「SKU」と、
出荷レポートのO行「出品者SKU」を使用します。

SKUとは商品に振られた文字列のことで、同じ商品であれば同じSKUが付与されます。

また基本的には、同じSKUであれば「手数料」と「FBA手数料」は同じ金額になります。

つまり、トランザクションのSKUの手数料を、②で抽出した売上のSKUに割り当てることによって手数料を概算ではありますが算出することができます。

「手数料」と「FBA手数料」はトランザクションのX行とY行に記載されているので、
VLOOKUP関数やXLOOKUP関数で出荷レポートのSKUの手数料を抽出してください。

以上から作成される仕訳は以下のとおりです。

「どうして6月1日に逆仕訳が?」
と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

6月30日に6月トランザクションとサマリーから同じように売上を計上しますが、
この中には5月出荷売上が一部含まれています。

そのため、この重複を削除するために逆仕訳をする必要があります。

 

売掛金の消込方法について

Amazonから売上の入金があった際は、以下の仕訳を登録してください。

 

以上がAmazonの売上計上から回収までの一連の流れになります。

今回説明した方法を使うと、

売上金額と手数料の両方を正しく認識することができるので、ぜひご利用ください。

 

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