楽天で販売されてるセラーの皆様。
BillPayの明細を使って会計処理をしたいけど、
使い方が分からないといったお悩みを持たれていないでしょうか。
BillPayでダウンロードできる明細のうち、
会計処理に必要な明細についてご説明させていただきます。
会計処理方法を詳しく知りたい場合は、以下の記事をご参考ください。
では、本題に入ります。
楽天BillPayとは?
結論から述べると、
「●月●日の入金(支払)〇〇円の内訳は、売上金額〇〇円、手数料〇〇円」
という情報を確認するためのツールです。18カ月前までのデータがダウンロード可能です。
会計処理をするにあたっては、売上と手数料の両方を把握する必要があります。
また、手数料の中には広告費など含まれているため、
会計処理だけではなく経営改善にも必要な情報です。
本サイトでは、広告予算の決め方の記事も作成しています。
ご参考になれば幸いです。
会計処理で必要な明細は?
店舗別内訳書
店舗別内訳書は毎月5日と20日前後に発行日される帳票です。
5日に発行されるものは、
前月11日から25日までに決済された売上の明細です。
20日に発行されるものは、
前月26日から当月10日までに決済された売上と、2~3か月前の手数料の明細です。
PDFとCSVがありますが、内容は同じものです。
さきほどご説明した、
「●月●日の入金(支払)〇〇円の内訳は、売上金額〇〇円、手数料〇〇円」
という情報を確認することができます。
ダウンロード方法は、
「精算額の確認」>「店舗別内訳書(PDF、CSV)」をクリックすれば完了です。
店舗別内訳書で注意が必要なのは、手数料の締め日です。
上の画像は、8月20日発行の店舗別内訳書の手数料です。
赤枠部分に注目すると、
期間が手数料の種類によって違う、発行月に遅れがあることが分かります。
具体的な方法は割愛させていただきますが、
正しい利益計算と経営状態の把握のためには、
当月分の売上と手数料を把握する必要があります。
手数料の集計(〇月の~利用料は〇円)は、
PDFではなくCSVを活用することをおススメします。
もう一つ注意が必要なのは、
20日発行の内訳書の売上は、月をまたいでいることです。
この問題は、支払明細で各月の売上を確認することで解決可能です。
支払明細
支払明細は売上の金額と日付が集計されたCSVです。
ダウンロード方法は、
「精算額の確認」>「支払明細(CSV)」をクリックすれば完了です。
売上を集計している対象は、店舗別内訳書のPDFと同じで、
5日に発行されるものは
前月11日から25日までに決済された売上、
20日に発行されるものは
前月26日から当月10日までに決済された売上です。
20日発行の月をまたいだ売上は、
支払明細のCSVをフィルター加工して、
7/26~8/31・8/1~8/10 のように区別することが可能になります。
補足ですが、この売上集計方法は決済日を基準としたものになります。
出荷日を基準として売上を集計したい場合は、RMSのデータを活用する必要があるので、
以下の記事をご参考ください。
まとめ
以上が楽天BillPayでよく使う明細の説明になります。
BillPayを活用することで、会計処理の効率化だけでなく、
どこに手数料がかかっているかなどの経営判断にも役立てられると考えています。
本記事を読まれて、
「BillPayをもっと活用してみたい!」と思っていただければ幸いです。
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