・従業員の給料を登録する時、交通費を含めたり社会保険料を天引きしたりと項目が多すぎて大変
・借入金の返済時、元金返済と利息が一緒になっていて毎回分けるのが大変
・輸入時に関税・消費税を一緒に払っているが、税区分の設定が大変
など、一つの取引で勘定科目を複数使う取引はたくさん存在します。
毎回何行も勘定科目の入力を手入力をしていると非常に大変なです…
そのような時、は取引テンプレートを使って楽に入力をしていきましょう。
※取引テンプレートとは弥生会計やMFクラウド会計でいう「仕訳辞書」と同じものになります。
取引テンプレートの登録方法
大変便利な取引テンプレートですが、
そもそもまずはテンプレートを作成する必要があります。
テンプレートの作成方法は、
①自動で経理や取引登録から通常通り複数行の取引を入力し、登録後にテンプレート化
②freee上部メニューの設定から「取引テンプレートの設定」を選択し、新規作成
の二つの方法がありますが、①の方法がおすすめです。
①と②は既存の取引から作成するか、ゼロベースで作成するかの違いになりますが、
どちらにしても一回は手入力しないといけませんので、
「今入力した取引は、今後もあるだろうな」と思ったものは、
どんどんテンプレート化して記帳にかける時間を減らしていきましょう。
それでは、実際に輸入時の関税や消費税(1月31日に現金払い)を支払ったケースで見ていきましょう。
登録方法① 取引登録後にテンプレート化
まずは普段通り「取引の一覧・登録 → 詳細登録」から取引を作成します。
※輸入時の関税や消費税の登録方法については「freeeの輸入消費税の仕訳の方法について」をご確認ください。
この時、一旦「登録」を押して確定させます。
その後、登録した取引をクリックし、「取引テンプレートとして登録」を選択します。
テンプレートとして呼び出す際の名前などを決めます。
※「テンプレート名 必須」となっているところ以外は空欄でも問題ありません。
保存を押せば完了です。
登録方法② 「取引テンプレートの設定」から新規作成
上部メニューの「設定」から「取引テンプレートの設定」を選択し、新規作成タブをクリックします。
初期状態だと全て空欄になっていますので、
上記①の登録方法を見ながらテンプレート名や勘定科目などを設定し保存を押せば完成です。
取引テンプレートの使い方
一度登録したテンプレートは取引登録の際いつでも呼び出すことが出来ます。
使い方も「取引テンプレートを検索」欄から選択するだけなので簡単ですが、
自動登録ルールとの合わせ技
取引テンプレートは新規の取引登録時に使うだけでなく、
銀行口座やクレジットカードの明細を自動で登録する機能にも使用することが出来ます。
例えば銀行明細の中に借入金の返済があった場合、
通常は予め取引テンプレートを作成しておき、検索から呼び出して金額をいれて終了。
という流れになりますが、
自動登録ルールと組み合わせると、上記の「検索から呼び出す」という部分が必要なくなりさらに速く楽な入力が可能になります。
複数行の仕訳を毎回一から登録していると、単純なものでも労力がかかりますし、
難しい内容だと「勘定科目は何を使うんだっけ?税区分はどうだったっけ?」と調べる時間もかかってしまいます。
取引テンプレートを使ってパターン化し、経理作業を楽にしていきましょう。
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