ネットショップで使う勘定科目とは

ネットショップを開業された方、会計処理は進んでおりますでしょうか。

・売上や仕入はエクセルでまとめているけれど、経費は全くやっていなくてレシートだらけ…。

そもそも勘定科目を何にしたらいいのかわからない。

など、最初はいろいろと悩みがあると思います。

 

ここではECの経理に必要な勘定科目に対する考え方と勘定科目の使い方について説明しています。

勘定科目とは

そもそも勘定科目とはなんでしょうか。

簿記の教科書的には以下のようなものです。

一つの取引によって生じた資産・負債・資本の増減や、

収益・費用の発生を記録するために必要なものになるのですが、

これでは訳が分かりませんよね。

 

物凄く簡単に説明すると、カテゴリーのようなものです。

例えば…文房具を思い浮かべてください。

ボールペン・鉛筆・定規など色々あると思います。

20171013a

同じように勘定科目「消耗品費」の場合も、

20171013b

このようになります。

なぜこのように分ける必要があるのでしょうか。

ボールペンならボールペンでいいじゃないかと思う方もいるかもしれません。

実は…その通りなんです。

勘定科目って何を設定してもいいんです。

先ほどの文房具を会計的に細かく分けてみると以下のようになります。

20171013c

ただし、細かく分ければ分けるほど、

損益計算書や貸借対照表を見た時に非常にわかりにくくなりますので、

「私は文房具にいくら使ったか絶対に知る必要がある!」

というように自分にとって重要性がある場合を除いて、

一般的な勘定科目である「消耗品費」でまとめることをおすすめします。

ネットショップでおすすめの勘定科目の使い方

■ 売上高 ■

勘定科目 売上高

補助科目 ヤフオク・eBay・メルカリ

 

勘定科目は売上高を使い、補助科目で販路ごとに分類。

このようにやっている方は多いかと思います。

ここで、ヤフオクでの売り上げが特に多く損益計算書を開いてすぐ確認したいという場合、

勘定科目 ヤフオク売上

を作成すると欲しい情報がすぐ確認出来るようになります。

 

また、上記の例だとeBayだけ海外への輸出取引になります。

消費税が始まっている方や還付を受けている方は、

勘定科目 eBay売上

を作成して、

消費税の税区分を「輸出売上」に変更すると、

輸出売上がいくらなのか把握しやすかったり、

入力が簡単になるのでおすすめです。

■ 売上原価 ■

売上原価とは、文字通り売上に対する原価のことをいいます。

1月に100万円の商品を売って、

その売った商品を50万円で仕入れていたなら、

1月の売上原価は50万円ということになります。

つまり、「仕入高」という勘定科目は売上原価にあたります。

では、仕入だけが売上原価にあたるのでしょうか。

少し考えてみてください。

ヤフオクやメルカリなどで売った場合必ずかかるものがありますよね。

それは、決済時に発生する手数料です。

 

この手数料を勘定科目「支払手数料」としてもいいのですが、

これを売上原価として「決済手数料」などの勘定科目を作成すると、

売上に対してどのぐらい粗利が取れているのかというものが、

より正確に見えるようになります。

 

以上のように、勘定科目とは自分がわかりやすいようにご自由に設定して全く問題ありません。

より経営に役立つ数字が見やすくなるように、

ご自身で色々と試してみてください。


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