PayPal(ペイパル)の為替換算手数料を節約する方法について

eBay(イーベイ)などのオークションサイトを利用する方の決済ツールとして、PayPalを利用している方が多いと思います。

PayPalとは、アメリカ企業のPayPal社が提供するオンライン決済代行サービスであり、世界190か国・1億人以上が利用者を有する最も認知度の高い決済代行サービスです。

オンライン上での代金決済に有効であり、各国の通貨間取引にも対応しているためグローバルな取引に利用できます。

この、通貨間取引時に発生する「為替換算手数料」がいくら差し引かれているかご存知でしょうか?

まず通貨間取引とは、いずれも異なる通貨同士で行う取引のことで、「100ドルの商品を、手持ちの円で決済したい」といった取引のことです。

今回は、「為替換算手数料」を節約する方法をeBay(イーベイ)等での売上の入金時と経費時の支払時に分けてご紹介いたします。

PayPalの為替手数料は何%か

通貨間取引時PayPal内部では、円とドルの為替取引が行われ、ドルでの支払いを行います。

為替手数料は3.5%~4.0%が差し引かれるため、利用金額が大きくなればその手数料はバカにはなりません。

まず、eBay(イーベイ)等での売上の入金時のPaypal手数料を節約する方法について説明しています。

 

eBay(イーベイ)売上入金時のPayPal為替手数料の節約方法

eBay(イーベイ)での売上がPayPal内部にストックされているドル外貨を、日本の口座に円で移し替える際にも3.5%~4.0%の為替手数料が発生します。

eBayで使って輸出ビジネスをされている方にとって、この手数料負担はバカになりません。

eBay(イーベイ)の出品手数料の約8%と合計すると、12%ほどにもなってしまいます。

例えば、毎月のeBayの売上が4万ドル(年間48万ドル)でPayPalから日本口座に移動させる場合、ペイパル手数料は、以下のようになります。

48万ドル × (3.5%~4.0%)  =  16,800ドル~19,200ドル

1ドル105円で日本円に換算すると、176万円~201万円ものPaypal手数料が差し引かれていることになります。

平均粗利率が25%だとすると、704万円~804万円もの売上高に相当する金額で、売上の2.2か月分~2.5か月分に相当します。

以下で具体的なPayPal(ペイパル)の手数料の削減方法を説明していきます。

PayPal(ペイパル)の手数料の削減方法は、「PayPalと日本口座の間に一つ決済サービスを挟むことで手数料負担を軽減」させることです

⇒この方法は2018年5月10日以降使えなくなります。
詳しくはこちら

具体的には、以下の2つを日本口座への入金前に通過させることで手数料の節約につながります。

  • Payoneer(ペイオニア)

  • Worldfirst(ワールドファースト)

PayPalから日本口座への決済の流れを図にしてみると以下のようになります。


20170929ys01

 

両方とも、海外口座提供サービスとしての知名度があり、使い分けて節税されている方も多いはずです。

以下は、Payoneer(ペイオニア)とWorldfirst(ワールドファースト)取り扱い通貨や手数料の比較の表になります。

20170929ys02

Payoneer(ペイオニア)は取引の累計金額によってランクが振り分けられ、段階を追って為替手数料が安くなります。

一方、Worldfirst(ワールドファースト)は一回の利用金額に応じて為替手数料が安くなります。(50万円以下では2%・50万~300万円では1.8~1.2%・300万円以上では1%)

Payoneer(ペイオニア)やWorldfirst(ワールドファースト)を活用することによりPaypal手数料を最大3%抑えることが可能です。

毎月のeBayの年間売上が4万ドル(年間48万ドル)の場合、14,400ドル、1ドル105円換算で1,555,200円、1か月当たり129,600円ものコストカットにつながります。

粗利率25%ですと、6,220,800円相当額の売上高になり、表面上出てこないため軽視されがちですが、取引量によってはかなりの利益アップにつながるはずです。

 

PayPalを使って仕入や経費の支払いをする際の為替手数料の節約方法

海外からの仕入や経費の支払いなど外貨支払いの際にPayPal決済のクレジット払いという方法で支払をされている場合も為替手数料がかかります。

ペイパル明細上、手数料が上乗せされ、表示され、クレジットカードの明細上にも同様に表示され支払いが行なわれます。

例えば、100ドルの商品を1ドル100円の時、購入した場合、ペイパル手数料が4%上乗せされた10,400円(100ドル×100円×1.04%)クレジットカードから支払いが行なわれます。

このように支払いの場合も入金時と同様3.5%~4.0%の手数料がかかりますが、ひと手間加えることで為替手数料を抑えることができます。

そもそも、「PayPal決済のクレジット払い」ではなく、「ただのクレジット払い」のときの為替手数料はいくらかご存知でしょうか?

カードの発行会社によって異なる場合はありますが、1.6~2.0%が手数料として差し引かれます。

つまり、PayPal決済をすることによって手数料2~2.5%ほど高くなっているのです。

PayPal決済の場合の手数料の節約方法ですが、「PayPal決済のクレジット払い」の為替手数料は、「PayPalの為替手数料」と「カード発行会社の為替手数料」のどちらかを選択することができます。

PayPalの決済画面において、「通貨換算オプション」という設定ができるので、そこで「カード発行会社の為替手数料」を選択することで、PayPalの為替手数料の3.5%~4.0%をクレジットカード手数料の1.6~2.0%へ節約することができます。

「通貨換算オプション」が未設定の場合は、自動的にPayPalの為替手数料3.5~4.0%が選択されています。

以上の方法によって通貨換算オプションを選択し、為替の動向を見ながら、PayPal手数料を節約し、コスト削減=利益アップを図ってはいかがでしょうか。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です