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Moneyfoward クラウド会計のAmazon出品者の1か月分の売上経理が10分で完了する方法を解説

今回はショッピングモール型のECサイトの代表ともいえる日本国内のAmazon(アマゾン)セラーでマネーフォワードクラウド会計(MFクラウド会計)を利用している方向けに仕訳や経理処理の方法を説明していきます。

マネーフォワードクラウド会計はAmazonのセラーアカウントの販売情報を自動取得することができ、自動で仕訳を作成することができます。

このマネーフォワードクラウド会計の連携機能は本当に使えるのかどうか‥

どの方法で仕訳を入力すれば、効率的で数字が分かりやすくなるのか‥

Amazonのセラーアカウント連携機能を使わない場合、Amazonのどの資料を使うのか、マネーフォワードクラウド会計の仕訳の入力方法

等々について説明しています。

マネーフォワードクラウド会計(MFクラウド会計)のAmazonの出品者アカウントから入力について

マネーフォワードクラウド会計では、以下の画面からAmazonの出品者アカウントからデータ連携で販売情報を取得することができます。

 

 

①Amazon.co.jp(出品者アカウント)を選択すれば、販売ごとの販売データを取得することができます。

②また、Amazon.co.jp(出品者アカウント)決済期間集計を選択すれば、決済期間ごとの販売データごとに取得することができます。

 

マネーフォワードクラウド会計が取得することができる販売データは、以下の4つになります。

  1. 販売日
  2. 商品の売上金額
  3. 売上に応じて発生するAmazonへの手数料
  4. 商品からAmazon手数料を控除した入金額

これら4つの情報を取得することができるマネーフォワードクラウド会計‥すごいです。

ただ、これらを使うと効率的に入力できるかどうかは別問題です‥

これらを①の販売ごとに上記の4つのデータを取得する場合と②の決済期間ごとにデータを取得する場合とで効率的に入力できるかどうか、入力した結果、数字から経営内容が分かりやすくなるかどうかを検討していきます。

Amazonの販売データを注文ごとに取得する場合

販売数量がそう多くない場合には、①の販売ごとのデータを取得し、マネーフォワードクラウド会計上で処理する方法で特に問題はないかと思います。

しかし、注文ごとにデータの登録が必要となりますので販売数量が多くなってしまう場合には、マネーフォワードクラウド会計での処理数が多くなってしまいます。

よって、月に1000件の販売がある場合、月1000件、年間12000件のマネーフォワードクラウド会計で取得した販売データの処理を行う必要があるので、大変ですので、効率面からすればあまりお勧めの方法ではありません。

 

Amazonの販売データを決済期間ごとに取得する場合

Amazonの決済期間の集計は14日周期で行われます。

一方、マネーフォワードクラウド上で経理を行うべき期間は1日~31日の売上や経費になります。

Amazonの決済期間の売上合計≠1日~31日の1か月間の売上合計となり、Amazonの決済期間の集計はそのまま売上処理してしまうと、マネーフォワードクラウド上で経理を行うべき売上高とずれが生じてしまいます。

このズレが生じた金額を別途調整するのは効率的とは言えません。

結果、Amazon.co.jp(出品者アカウント)決済期間集計も経理データとして使いにくいと思います。

マネーフォワードクラウド会計(MFクラウド会計)でAmazon売上連携を使わずに売上の仕訳を入力する方法

マネーフォワードのAmazonの販売情報の取り込みを行わず、売上の入力を行う方法は以下の4つの手順になります。

  1. Amazonのセラーセントラルからサマリーレポートのダウンロードを行う
  2. Amazonのセラーセントラルからトランザクションのダウンロードを行う
  3. トランザクションを加工して必要な金額を集計する
  4. サマリーレポート・トランザクションからマネーフォワードで仕訳の入力を行う

Amazonのセラーセントラルには、数多くのレポート、分析機能がついています。

その中にあるサマリーレポート・トランザクションで、毎月の1日~月末までの売上と手数料を集計したデータをダウンロードすることが可能です。

そして、このサマリーレポート・トランザクションを使ってマネーフォワードで売上、Amazon手数料を入力を行うことができます。

サマリーレポートのダウンロード方法について

Amazonのサマリーレポートはセラーセントラルにログインし、以下の手順で行います。

  1. Amazonセラーセントラルへログイン
  2. 画面上部、「レポート」より「ペイメント」を選択
  3. 「期間別レポート」を選択
  4. 「レポートを作成」→「概要」にチェックを入れ、月を指定後、「レポートを作成」
  5. 画面右の実行内容の「ダウンロード」で完了。

データはPDF形式で以下のような形式になります。

サマリーレポートには指定した期間内の「収入」・「支出」・「振込み」という3つの項目の合計が示されています。

「収入」には購入者からAmazonへの振込額や、購入者への返品金額が消費税抜きで表示されており、

「支出」には広告費用・出品手数料・FBA手数料・月間登録料などが消費税込みで表示されています。

「振込み」には、その月にAmazonから口座へ振り込まれた金額が記載されています。

(※「振込み」の金額は、決済期間の締め日が到来後の入金なので前月の売上の金額も含まれています。したがって、「収入」-「支出」=「振込み」とはなりません。)

このようにサマリーレポート内では、消費税抜きの収入金額と消費税込みの支出金額が表示されていますので、収入を税込みにすれば会計処理ができると思ってしまいますが、そうではありません。

この収入金額というのはあくまで1か月間の売上すべての税抜き金額です。

なぜこれで正確な処理ができないかというと、実際には消費税は商品1つ1つ個別にかかるため、以下の例のように実際と差額が発生するからです。

例)1月の税抜き売上金額 11,110円(税抜き) 1,111円(税抜き)の商品が10個売れた場合

□サマリーレポートの金額 11,110円

この場合の消費税 11,110円×8%=888.8円(1円未満切り捨て)

消費税込みの金額 11,110円+888円=11,998円

□実際の金額 

商品1個当たりの消費税 1,111×8%=88.88円(1円未満切り捨て)

消費税込みの金額 (1,111円+88円)×10個=11,990円

それではどう会計処理を行っていくのかをこれから説明していきます。

トランザクションのダウンロード方法について

そこで必要になるのがトランザクションというデータになります。

トランザクションとは売上・返品・口座への支払など、Amazon内のお金の動きがすべて表示されているデータです。

Amazonのトランザクションはセラーセントラルにログインし、以下の手順で行います。

  1. Amazonセラーセントラルへログイン
  2. 画面上部、「レポート」より「ペイメント」を選択
  3. 「期間別レポート」を選択
  4. 「レポートを作成」→「期間別レポート」にチェックを入れ、月を指定後、「レポートを作成」
  5. 画面右の実行内容の「ダウンロード」で完了。

データはCSV形式で以下のような形式になります。

前述のようにトランザクションにはAmazon内のお金の動きがすべて表示されており、

A-L行の「日付/時間」から「郵便番号」までは、購入者・商品についてや取引内容が表示されており、

M-V行の「商品売上」から「合計」までは実際の取引金額が表示されています。

この表示されている金額で

サマリーレポートの「収入」に当たるもの(トランザクションM列・N列・O列・P列・Q列とU列のうち一部)は税抜き表示

サマリーレポートの「支出」に当たるもの(トランザクションR列・S列・T列とU列のうち一部)は税込みで表示されていますが、

V列の合計取引金額については収入・支出に当たるものが全て税込みで計算された金額で表示されています。

このV列の合計取引金額が全て税込みになっているという特徴を利用することで、サマリーレポートと合わせて以下のように売上金額を計算することができます。

トランザクションの合計取引金額(V列) + サマリーレポートの支出額 = 売上金額

トランザクションを加工し必要な金額を集計する

会計処理のためにトランザクションのV列を集計しますが、このとき1点注意することがあります。

前項目で説明した通り、トランザクションにはAmazon内のお金の動きがすべて表示されていますので、銀行口座への振り込み(サマリーレポートに「振込み」で表示されているもの)が支出として表示されており、そのまま集計すると間違った金額になってしまいます。

それを避けるために以下のように加工を行います。

①7行目にフィルターをかける
②「C列:トランザクションの種類」列で「振込み」だけチェックを外す


③「V列:合計」列を合計します。

※右下に赤で囲んでいる部分が合計です。(この場合は2,088,908円)

 

サマリーレポートとトランザクションからマネーフォワードで仕訳の入力を行う

加工が終わりましたら、サマリーレポートとトランザクションからマネーフォワード上で売上、Amazon手数料の入力を行います。

まず、マネーフォワードの「手動で仕訳」から「振替伝票入力」から入力をスタートします。

入力内容は以下のようになります。(画像をクリックすると拡大できます)

日付:サマリーレポート・トランザクションの対象月の月末

Amazon手数料:サマリーレポートの「支出」の金額 1,498,454

売掛金:トランザクションのV列を集計した金額 2,088,908

売上高:Amazon手数料金額+売掛金金額 3,587,362

 

ここで処理した売掛金は、Amazonから口座への入金があったときに消込み処理をしていきます。

勘定科目「Amazon手数料」はオリジナルで作成した勘定科目です。

マネーフォワード会計ではデフォルトで設定されている勘定科目以外の勘定科目を作成することができます。

勘定科目を作成する場合、左側に表示されている「各種設定」から「勘定科目」から作成することができるので、是非活用してみて下さい。

 

Amazonなどの手数料はネットショップ経営で重要な粗利益の計算に必要な情報になるので、勘定科目を別途作成することを推奨しています。

粗利益についての説明をご参照ください。

以上がAmazonでの一連の経理処理の方法です。

サマリーレポートのダウンロードとトランザクションの集計さえできれば、マネーフォワードの仕訳自体はシンプルで非常に簡単です。

また、勘定科目の形は、毎月同じなので、「仕訳辞書」へ登録すれば、毎月登録した仕訳を呼び出し、勘定科目を選択することなく、金額を変更するだけで仕訳の終了です。

 

国内Amazonの入力方法は、シンプルですが、海外Amazon手数料の消費税については複雑です。

詳しくは以下をご参照ください。

海外Amazonの消費税処理の詳しい説明


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