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Amazon販売の売上のサマリ-を使った仕訳と経理方法について解説

今回はショッピングモール型のECサイトの代表ともいえる日本国内のAmazon(アマゾン)で販売されている方に向けに仕訳や経理処理の方法を説明していきます。

※2018年11月以降アカウントによりサマリーレポートの一部が税抜処理となったため、下記方法は使えません。アカウントごとに異なるようで現在条件等を調査しておりますので今しばらくお待ちください。

freeeの自動連係機能だと対応しておりますのでfreeeをお使いの場合はそちらをお使い下さい。

Amazon販売の場合のfreeeの具体的な経理処理方法はこちら

 

よくある質問

はじめに、よくある質問をご紹介します。

口座に入金されている金額を売上として処理してはダメですか?

答えは「ダメ」です。

Amazonでの販売は、売れた商品の金額からAmazonの諸手数料が差し引かれて指定口座への入金が行われます。

つまり、口座に入金があった金額をそのまま「売上」として処理してしまうと、

売上の総額・控除されている手数料を把握することができません。

また、Amazonの決済期間の集計は14日周期で行われ、その期間の売上と手数料の差引の金額が入金されます。ですので、月をまたいで決済期間の集計が行われた場合は各月の売上を正確に把握することができなくなります。

各月の売上・手数料を正確に把握する

Amazonのセラーセントラルには、数多くのレポート、分析機能がついています。

その中にあるサマリーレポートを上手く活用して経理処理を行うことで、毎月の売上と手数料を正確に把握することが可能です。

※サマリーレポートのダウンロード方法

  1. Amazonセラーセントラルへログイン
  2. 画面上部、「レポート」より「ペイメント」を選択
  3. 「期間別レポート」を選択
  4. 「レポートを作成」→「概要」にチェックを入れ、月を指定後、「レポートを作成」
  5. 画面右の実行内容の「ダウンロード」で完了。

データはPDF形式で以下のような形式になります。

 

サマリーレポートには指定した期間内の「収入」・「支出」・「振込み」という3つの項目の合計が示されています。

「収入」には購入者からAmazonへの振込額や、購入者への返品金額が表示されており、

「支出」には広告費用・出品手数料・FBA手数料・月間登録料などが表示されています。

「振込み」には、その月にAmazonから口座へ振り込まれた金額が記載されています。

 

(※「振込み」の金額は、決済期間の締め日が到来した期間のものが入金されたものなので前月の売上の金額も含まれています。したがって、「収入」-「支出」=「振込み」とはなりません。)

 

この情報をもとに以下、仕訳をしていきます。

20170914ys01

「収入」と「支出」の差額は売掛金として処理を行い、Amazonから口座への入金があったときに消込み処理をしていきます。

20170914ys02

以上、Amazonでの一連の経理処理の方法です。

Amazon販売の場合のMFクラウド会計の具体的な経理処理方法はこちら

Amazon販売の場合のfreeeの具体的な経理処理方法はこちら

Amazon販売の場合の弥生会計の具体的な経理処理方法はこちら

消費税区分について

海外Amazon手数料の消費税についてはかなりややこしいため、こちらをご覧ください。

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